2016年7月8日 (仮訳)インド産の不完全糸状菌の新種、Lylea indica Karandikar, KG. & Singh, SK., 2010. Lylea indica: a new hyphomycete species from India. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000112/00000001/art00024 [Accessed July 8, 2016]. 【R3-03089】2016/07/08投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、マハーラーシュトラ州においてBambusa arundinaceaの枯稈に発生した菌を検討し、Lylea indicaとして新種記載した。 本種は分生子に7つの偽隔壁を有し、短い求頂性の分生子鎖を形成することなどで特徴づけられた。 本種はL. catenulataに類似していたが、分生子柄や分生子鎖の形状、分生子のサイズなどが異なっていた。 India, Nagzira, Vidarbha, Maharashtra (新種) Lylea indica K.G. Karand. & S.K. Singh 語源…インドの 【よく似た種との区別】 Lylea catenulata 短い求頂性の分生子鎖を形成する 分生子に偽隔壁を有する 本種と異なりインドではなく米国などに分布する 本種と異なりBambusa arundinaceaではなくテーダマツなどを宿主とする 本種と異なり分化分生子柄を形成するという特徴を欠く 本種と異なり分生子鎖が常に分枝しないのではなく節間の分生子から新たな分生子が生じる 本種より分生子がかなり長い Lylea tetracoila 分生子に偽隔壁を有する 本種と異なり分生子の偽隔壁の数が7ではなく2-4 Lylea palmicola 分生子に偽隔壁を有する 本種と異なり分生子の偽隔壁の数が7ではなく0-4 Lylea rhopalostylidis 本種より分生子柄のサイズが顕著に大きい 本種より分生子のサイズが顕著に大きい 本種と異なり分生子に黒色の厚い明瞭な”lamella”を有するという特徴を欠く